出産を終え喜びでいっぱいの中、寝不足のママは多いのではないでしょうか。
子育てで最初の壁である夜間授乳。
今回はそれを少しでも楽にするための方法を母乳とミルクの場合に分けてご紹介します。
夜間授乳の必要性
そもそもなぜ夜間授乳が必要なのでしょうか。
まず1つは、生まれたばかりの赤ちゃんの胃袋は小さいことに理由があります。
小さな赤ちゃんは胃袋もまだ未発達。
そのため、胃に入る分だけの栄養しか摂取できないのですぐにお腹が空いてしまいます。
また、母乳の場合は時間を空けすぎずに授乳することで母乳量を増やす目的もあります。
つまり、夜間授乳は月齢の低い赤ちゃんにとって欠かせないものということです。
母乳の場合
母乳の場合、夜間授乳ができるのはお母さんだけとなります。
旦那さんに任せる訳にもいかず負担も大きいでしょう。
そこで少しでも負担を少なくする方法として以下が挙げられます。
- 就寝前だけミルクにする
- 夜中の1回だけミルクにする、もしくは搾母乳し旦那さんに頼る
- ミルクを足すもしくは母乳量を増やす
まず1つ目が、就寝前だけミルクにする方法です。
一般的に母乳よりもミルクのほうが赤ちゃんにとって腹持ちが良いとされています。
どうしても完母で育てたい!というこだわりがなければ寝る前だけミルクに頼るもの一つの手でしょう。
2つ目は、夜中の1回を旦那さんに頼ることです。
新生児のミルクの頻度は3時間に1度と言われています。
そのため、1回頼ることができれば6時間の睡眠を確保できます。
ミルクにして旦那さんに代わってもらうか、母乳へのこだわりがあるなら、搾乳して渡すこともできます。
搾乳は手でもできますが、かなり疲れます。
電動でも5千円以内程度の搾乳機もあるため、活用してみてはどうでしょうか。
最後に母乳量を増やすについてです。
赤ちゃんが頻繁に起きるのはもしかすると母乳が足りていない可能性もあります。
そこで、授乳後にミルクを足してみてはどうでしょう。
完全母乳を目指している場合、最初は辛いかもしれませんが頻回授乳をすることで母乳が増えてきます。
また、母乳を増やすハーブティーも効果があるので活用してみてください。
ミルクの場合
ミルクの場合、母乳と違い旦那さんを頼りやすくなります。
しかし、母乳のようにすぐにあげるわけにはいかず調乳作業の間に赤ちゃんが大泣きしてしまうこともあります。
そこで調乳時間を短縮する工夫が必要になってきます。
- 調乳用のお湯と湯冷ましを枕元に準備する
- ミルクウォーマーを活用する
まず調乳用のお湯と湯冷ましを枕元に準備する方法は、筆者も実践していました。
サーモスの調乳ステンレスボトルにお湯を入れておけば5時間適温をキープできます。
あとは湯冷ましと小分けにしたミルクを用意しておけば枕元で焦ることなくミルクを作ることができます。
また調乳ステンレスボトルは、ミルク育児が終わった後にも水筒として使えるので長く使えます。
次にミルクウォーマーの活用です。
ミルクウォーマーはミルクを適温にしておいてくれる優れものです。
ただし!ミルクは作って2時間が消費期限です。
そのため、お湯だけをあたためて調乳するようにしましょう。
おわりに
夜間授乳を少しでも楽にする方法を今回はご紹介しました。
劇的に楽になるというものはなかなかありません。
しかし、それぞれの人に合った少しでも楽ができる方法があるかと思います。
今回の記事がそういった参考になれば幸いです。
夜間授乳、大変ですが母乳やミルクを飲む赤ちゃんを見れるのも今だけ!
しっかりと見ていっぱい愛でましょう!
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