出産予定日から12日過ぎて出産した話

出産
スポンサーリンク

はじめに

こんにちは!1歳男児のママまめです。

子供を産んで1年になりますが、出産前はなかなか陣痛が来ず不安な日々を送っていました。

結局我が家のマイペースボーイは予定日から12日超過での出生となりました。

その時のことをお伝えし、出産を控えている皆さんにこんなパターンもあるのかと参考にしていただければ幸いです。

出産予定日当日~超過7日目

当初は個人病院での出産を希望しており、出産予定日当日も検診に行っていました。

毎回診察で子宮口を確認するのですが、まったく開かず。

先生も触診をしながら

<strong>先生</strong>
先生

硬いねー、これはなかなか出てこないかもしれませんねぇ。

なんて軽くおっしゃってました。

まめ
まめ

もっと歩いたり運動したりした方がいいですかね?

との私の問いに

<strong>先生</strong>
先生

いや、今運動しても変わらないしゆっくり過ごしてください!

なんて言葉をいただき、言葉通りゆっくりと家で過ごしていました。

そこから3日後、5日後にも診察に向かいましたが、子宮口まったく開かず。

あーやばいなぁなんて思ってました。

出産予定日超過7日〜8日目午前

予定日から1週間、再び診察へ向かいました。

触診の結果、やはり子宮口はガチガチ。

子宮口をグリグリとしていただき、翌日診察することに。

翌日、診察して貰いますが結果は同じ。

ここで先生から衝撃の発言。

<strong>先生</strong>
先生

予定日から2週間以内には赤ちゃんを出してあげないといけません。なので、これから促進剤を使っていきますが、それでも出てこないとなると帝王切開になります。

え、まじですか。

<strong>先生</strong>
先生

そこで大変申し訳ないのですが、実はうちは現在手術室を改装中でして、、、

えっ

<strong>先生</strong>
先生

紹介状を書くので今日の昼から総合病院にうつってください。

ええーー、、、

といった感じで予定日から9日超過で総合病院へ転院しました。

出産予定日超過8日目午後

ということで、慌てて総合病院へ。

総合病院の予約なしはやはりかなりの混雑でした。

NSTも終え、2時間ほど待った後診察室に呼ばれて触診。

<strong>先生</strong>
先生

なるほど!これはガチガチですねぇ。

と先生に明るく言われてしまいました。

たぶんこのままだと予定日から2週間超過しても赤ちゃんは出てきません。

出てくるのが遅くなると、羊水が赤ちゃんの排泄部で濁って、それを飲んだ赤ちゃんが苦しんでしまいます。

なので、明日から入院していただき、バルーン処置と促進剤で陣痛をおこしていきます。

それでもダメなら帝王切開です。

と、先生に説明を受けました。

ショックを受けながらも旦那や実母に連絡。

翌日から入院となりました。

出産予定日超過9日目

出産予定日から9日目、総合病院へ人生で初めて入院しました。

個人部屋の選択肢はなく大部屋となりました。

この大部屋というのが後々、私にとっては辛かったです。

まず、入院した日の夕方にバルーン処置をしました。

バルーン処置とは、子宮口に風船を入れて開く処置のことです。

陣痛が起こっても子宮口が開いてないと赤ちゃんが出て来れないため行います。

バルーン処置はそこそ痛みを伴いましたが、まだ余裕でした。

その日はお股に違和感を感じながらも普通に過ごしました。

出産予定超過10日目

この日の朝、先生に診察してもらってバルーンを抜きました。

しっかりと子宮口が開いているとバルーンが勝手に抜け落ちたりするらしいですが、私は抜けず。

この時点で子宮口の開きは1.5cm程度でした。

そしてその後、陣痛促進剤を打ち始めました。

陣痛促進剤は腕からの点滴で行われました。

陣痛室へ連れていかれ、そこで点滴が始まったのですが、最初は余裕でした。

こんな感じかぁ、どこかからキツくなるんかなぁって思うくらい余裕でした。

お昼ご飯頃からきつくなりはじめますが、まだ声をあげるほどではありませんでした。

ただ、2分間隔で40秒ほどぐーーーーっとくる痛みにだんだんと疲労してきてはいました。

友達にラインしながらどうにかその日は耐え抜き、夕方触診。

<strong>先生</strong>
先生

ん-ーーー、2センチかな!

なんと、子宮口1cmしか変わってません。

朝から夕方まで頑張って2㎝、嘘だろ、と思うと同時に世の中のお母さんを尊敬しました。

<strong>先生</strong>
先生

まぁこれで夜陣痛が来れば明日の朝、こなければ明日の陣痛促進剤で産めるよ!

との先生のお言葉でしたが、後にこれは先生なりの励ましだったんだなぁと思います。

つらい思いをして病室に帰り、その日のことを旦那に話したくて仕方なかったです。

ただ、そこは大部屋。

話をするには廊下にある通話のできる場所まで行く必要があります。

しかもそこはトイレの前、長居はできません。

5分だけ旦那と会話し、涙目で部屋へもどりました。

出産予定日超過11日目

夜は陣痛がこずそこそこ眠ることができました。

そして朝になるとまた促進剤を打たなければいけないという恐怖です。

昨日まではあの痛みを知らなかったけれど知ってしまえば恐怖でしかありません。

促進剤の前には先生による触診。

<strong>先生</strong>
先生

んーーー変わらないね。今日も頑張ろうか。

そして始まった促進剤。

昨日よりも明らかにお腹の痛みが強くなるペースが早くなっていました。

だんだんと声を我慢できなくなり陣痛が来た時には

<strong>まめ</strong>
まめ

あーーーーーーーーー

と声をあげていました。

そんな時通りかかった先生に

<strong>先生</strong>
先生

声をあげるんじゃなくてふーっと息を吐くんだよ

と呆れ気味に言われたときは

できたらやってますけど!!!!

と怒りがわいてきました。笑

そして夕方まで耐えきり先生の触診。

<strong>先生</strong>
先生

昨日と変わらないねぇ、2センチかなぁ。

と言われ、だんだんと早く切って赤ちゃんを出してほしい気持ちになっていました。

出産予定日超過12日目

11日目の夜は自力で軽い陣痛がきており、少ししか眠れませんでした。

朝触診したのち、再び陣痛促進剤をうち始めました。

もとから陣痛がきていたため、すぐに激痛

またこの時特に辛かったのが、私が楽な体勢をとると赤ちゃんが苦しいため楽な体勢をとるなと言われていました。

私は座ってお尻を押すと楽だったのですが、座ると赤ちゃんが苦しいので寝てくださいと言われ、苦しい状態の姿勢でいるしかなかったのです。

しかもこの日、もし夕方4時までに生まれなければ帝王切開が予定されています。

そうなると私の思考はだんだんと・・・

<strong>まめ</strong>
まめ

このまま4時まで苦しい思いして、出てこないから切るってなるの?

それなら一思いに切ってくれた方がいいんだけど・・・

と、弱気思考になってきます。

その後どうにか叫びつつ耐えていると、お昼ごろに先生が触診に。

<strong>先生</strong>
先生

んー、、、2cmから変わらないね。4時まで頑張てみようか!

この言葉に完全に気力が切れました。

先生が去ったあと、助産師さんに

<strong>まめ</strong>
まめ

2cmしか開いてないこの状態であと4時間で全開して産めますか?

どうせ下から産めないならもう切ってほしい、促進剤を止めてほしいです。

と、情けなく懇願しました。

その結果、助産師さんが先生と相談してくれ帝王切開が決定しました。

最初は夜中の2時とかになるかもしれないと脅されていましたが、16時からの手術となりました。

そして手術を知らされたのが15時30分頃、地味に陣痛の続く中旦那に連絡し病院まで来てもらいました。

出産

16時になると担架に乗って運ばれました。

この時2回破水していましたが、促進剤をやめると陣痛は少しおさまりました。

そして、麻酔科医の先生に麻酔をしてもらうとすーーーーっと痛みはなくなりました。

やっと痛みから解放され、落ち着いたところで手術がはじまりました。

手術がはじまって数分で息子が出てきました。

帝王切開の場合赤ちゃんがなかなか産声をあげないことがあるそうですが、息子はすぐに泣き始めました。

正直、出産後すぐの息子をかわいいとかそういった感情で見るというよりは、やっと出てきてくれた、無事でよかったという安心感が強く涙がでてきました。

そしてその後先生から言われたのが、

先生
先生

これまで診察をうけてて卵巣が腫れてるって言われたことない?

え?

<strong>先生</strong>
先生

卵巣嚢腫っていうのができているのでついでに摘出しておきますね。

今3cmくらいで、5cmになるとどのみち手術で摘出だからね。

と言われ、お願いしますと伝えて摘出してもらいました。

卵巣嚢腫にも種類があり、私は皮様性卵巣嚢腫というものでした。

嚢腫の中には歯や髪の毛ができており、先生は摘出した後嬉々としてそれを私に見せてきました。笑

産後

無事手術を終えた後、個室へ移されました。

痛み止めが効いており、痛みはありませんでしたが興奮してなかなか寝付けませんでした。

内臓が癒着しないために翌日からは少しずつ動き始めました。

正直、陣痛の痛みに比べれば、私の場合傷口の痛みは全然耐えれるものでした。

赤ちゃんは濁った羊水を飲んで少し弱っており、2日ほどNICUで過ごしましたが、3日目からは母子同室となりました。

私の出産はなかなか長引くものになりましたが、最終的に帝王切開になったことで息子が私の卵巣嚢腫を教えてくれたのかなと良いように捉えています。

私としては、陣痛に耐えられず帝王切開にしてしまったことを最初すごく恥ずかしく思っていました。

何も恥ずかしがることなんてないのに、メンタルの弱さが露呈したように感じていたのです。

けど、今なら言えることがあります。

どんな産み方でも出産をすれば皆さん立派なお母さんです。

産むときはみんな大変ですが、子育てはきっとこれからもっと大変で長い道のりです。

いろんな悩みが出てくるだろうなと思いながらもこれから息子がどんな子に育つのか楽しみでなりません。

皆さんも出産、育児とそれぞれ大変な局面にいるかもしれませんが、未来を楽しみましょう。

スポンサーリンク
出産
主婦まめのきままブログ

コメント