今回は私が出産した時に入ったお金についての話です。
私が出産したのは2022年のことなので、その時とは少し変わったこともあります。
変わった点についてもお話させていただきます。
出産で入ったお金
- 出産育児一時金
- 出産手当金
- 育児休業給付金
- 児童手当
- 出産・子育て応援給付金
- 民間医療保険からの支払い
- 出産祝い
出産育児一時金
こちらは公的医療制度に加入していればだれでも一律の金額を受け取れます。
私の出産時には42万円の支給がありました。
こちらのお金は直接支払制度と呼ばれるものがあります。
医療機関が個人の代わりに請求することで、
病院に直接支払われ出産費用から差し引かれるため、
病院での出産費用の精算時に大金を払わなくて済みます。
筆者の出産時には42万円という金額でしたが、
出産費用がそれを下回ったので後に差額を請求し銀行に入金してもらいました。
ちなみに現在は50万円となっていますが、
出産育児一時金が上がれば出産費用も上がるといういたちごっこが発生しているとの噂です。
出産手当金
こちらは出産のために会社を休業した方、つまり産休をとった人に支給されるものです。
産休中に支払われなかった給与の2/3を支給してくれます。
筆者の場合は年度がかわってから産休に入ったため、
有給休暇がフルにあったのでそちらを少し消費させていただいてから無給の休暇に入りました。
有給休暇の間は給料がフルに出ているので、無給に入ってからの日数分、
2/3の手当金を給付してもらいました。
育児休業給付金
こちらはよく育休手当と呼ばれるものです。
産休が終わり育休を開始してから、原則子供が1歳になるまで支給されます。
こちらは育休を開始して6か月までは給与の67%、それ以降は50%が支払われます。
育児休業給付金は非課税のため、所得税等の支払いがありません。
また育休中は社会保険料も免除されるため、
給付金から差し引かれるお金がなく受け取りは多くなります。
そしてこの育休手当、80%の金額まで引き上げる案が現在浮上中です。
児童手当
中学校修了前の子供を扶養している人に支給されるお金です。
子供を出産後、夫に出生届を出してもらいその際に市役所で申請してもらいました。
0~3歳未満は15,000円、3歳~中学校卒業は10,000円となっています。
ただし、何人目の子供か、また収入によって金額は異なりますのでご注意ください。
ちなみにこちらは生まれた月からではなく翌月から支給されます。
児童手当についても、現在所得制限の撤廃や金額の引き上げが検討されています。
出産・子育て応援給付金
こちらは出産後に給付が決定し、追加でもらえたお金です。
妊娠・出産した女性に10万円支給されます。
妊娠届提出時、出産届提出時にそれぞれ5万円ずつ支給されます。
私の場合出産後でしたので一気に10万円支払われました。
民間医療保険からの支払い
筆者の場合、民間の医療保険に加入していました。
以前の記事にもあった通り、緊急帝王切開での出産となったため手術入院が適用となりました。
ただし、この支払いがあったがために確定申告の際医療費控除の対象になりませんでした。
出産祝い
こちらは家族や職場の方々、親戚からいただきました。
子供の貯金にできるお金ができたのはありがたかったです。
おわりに
子供の出産時には意外にも多くのお金が入ってきました。
私が働いていることで受け取れるお金も多々ありました。
ただし、次回お話しさせていただきますが、出ていったお金もかなりあります。
子育てにはお金がかかります。
少しでも制度を知ってお金を受け取り、収支を計算し将来設計をしてみましょう。
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