不妊治療は大変と聞くけどどんな風に?
筆者の場合生理不順があったことから、
結婚から2年後に不妊治療にのりだしました。
結果、人工授精での妊娠に成功しました。
今回はその間に大変だったことをご紹介します。
目次
メンタル面
- いつ授かるのか分からない不安
- 友人たちの妊娠を素直に喜べない悲しみ
- 夫への申し訳なさ
いつ授かるのか分からない不安
不妊治療はゴールが見えません。
いつ赤ちゃんを授かるのか、本当に授かれのかはわかりません。
努力したから授かれるといったものでもありません。
ただ、赤ちゃんがきてくれると信じて治療を続けるのは本当に不安でした。
友人たちの妊娠を素直に喜べない悲しみ
これは人によると思います。
筆者の場合不妊治療中に友人が妊娠した際、非常に複雑でした。
本当に喜ばしいことで、心からおめでとうと言ってあげたい。
けれど、心のどこかでなぜ私は授かれないのかという妬みがありました。
大人ですので、言葉と顔ではおめでとうと喜びました。
ただ、この妬みの気持ちを抱いてしまう自分への嫌悪感がひどかったです。
夫への申し訳なさ
筆者の夫は筆者よりも年下です。
もしこのまま授かれなければ、この人も子供のいない人生を送らなければならない。
子供がいなくても2人で楽しく過ごそうと言ってくれていましたが、
申し訳ない気持ちはなかなか払拭できませんでした。
もちろん、女性が不妊の原因でないことは多々あります。
しかし、不妊の原因は不明であることがほとんどです。
どちらに原因があるかもわからない状態だと、
夫に子供を抱かせてあげたい、
私じゃないパートナーなら子供を抱けるかもしれない。
と嫌な考えがよぎることもありました。
仕事面
- 仕事を抜ける理由を告げるべきかの悩み
- 仕事の都合がつくかの悩み
- 飲み会の断り方の悩み
仕事を抜ける理由をつげるべきかの悩み
筆者の場合、上司には治療中であることを告げていました。
ただ、ほかの同僚にまでは治療中は打ち明けられませんでした。
不妊治療は排卵周期に沿って病院に通わなければならず、
1か月に3~4回は遅刻や早退をしていました。
私の場合土日や5時以降に処置や診察をしてくれる病院だったためこの回数でしたが、
病院や治療内容によってはもっと多くなるとます。
私の同僚はあまり詮索してくる人がいなかったので、
私も早退や遅刻の理由を告げませんでした。
ただ、理由を聞かれたらどうしようとは思っていました。
不妊治療にこういった悩みはつきものだと思います。
仕事の都合がつくかの悩み
上記のように、治療は排卵周期に沿って行います。
そのため、この日はどうしても仕事が・・・
という日でも病院に行かなければならない場合もあります。
割り切ってその月を諦めることもできますが、
妊娠のチャンスは多くても年に12回しかありません。
排卵の状況によってはもっと少なくなります。
仕事と治療のスケジュール調整も難しいところです。
飲み会の断り方の悩み
筆者はもともと飲み会やお酒が好きでした。
職場においても飲み会が好きな人として確立していました。
そのため、飲み会の開催を依頼されたり、飲み会に行って飲まないと変に思われるのは苦痛でした。
しかし、筆者が不妊治療を行っていたときはコロナが感染拡大していた時期でした。
そのため飲み会の自粛を促されていたため、
飲み会自体が開催されない風潮というのは救いでした。
その他の面
- 金銭的な不安
- 身体的苦痛
金銭的な不安
不妊治療にはお金がかかります。
筆者の治療時は不妊治療がほとんど保険適用になりませんでした。
そのため、通院ごとになかなかの支払がありました。
筆者の場合は約1年間の治療、人工授精までの内容で、
合計で15万円程度かかったと思います。
この金額については、どこまでの治療をするか、どんな病院に通うかで異なります。
また、現在は保険適用となった治療も多くあるので調べてみて下さい。
最初にお話ししたとおり、不妊治療はゴールが見えません。
そのためこの出費がいつまで続くのかという不安はついてくると思います。
身体的苦痛
不妊治療をはじめたとき、最初に行ったのが卵管造影検査です。
人によるとのことですが、筆者の場合かなり思い生理痛のような痛みでした。
そしてそこから、治療中は何度も痛い思いをしました。
排卵を促す注射は筋肉注射で毎回痛かったので注射をしに行くのが嫌でした。
治療が進むと家での自己注射もはじまりました。
これはそこまで痛くはないのですが、やはり自分の体に針を刺すのは抵抗がありました。
おわりに
不妊治療に悩みはつきものです。
辛くゴールの見えない治療を一人で続けていくことはできません。
パートナーや家族を頼りながら、
一人で抱え込まずに進めていってください。
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